制御盤を置き換えたい装置の稼働率が高い場合、なかなか置き換えのタイミングが難しいものです。
配線だけ変更しても、その後にはデバッグが必要になります。
配線をすべて変更した後に、「うまく動かない!」という事態は避けたいものです。
ここでは、段階的に制御盤を更新していく手順をご紹介します。
「段階的な制御盤更新」
最初からすべての配線を新PLCに変更してしまうと、思わぬトラブルがあった場合に、現状復帰するのには大変な手間が
かかってしまいます。稼働中などの設備で、設備の停止時間が限定されている場合は、段階的に置き換えを行っていきます。
① 新しいPLCを搭載した制御盤の作成
新規制御盤
既存制御盤
既存の制御盤はそのままで、新しいPLCを設置
した制御盤を製作します。
※最終的には、使用しない制御盤のため簡易的
なものでOK
② 旧PLCへの配線を新PLCへ接続してデバッグ
新規制御盤
既存制御盤 制御盤の配線はそのままで、PLCの接続のみ
新PLCに変更します。
この状態で、時間のゆるす限りデバッグを行い
ます。
③ 新PLCへの配線を旧PLCへ接続を戻す
新規制御盤
既存制御盤 時間が無くなった場合は、旧PLCへ配線を
戻します。
以降、②と③の手順を繰り返し、デバッグを
完了させます。
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コネクタで配線できるようにしておく
① 旧PLCと新PLCがともにコネクタで互換性がある場合
そのまま、コネクタのみ変更します。
弊社KZ-300/350/A500から、KV-5000/3000への置き換えはこれにあたります(一部機種除く)。
② 旧PLCと新PLCがともにコネクタで互換性が無い場合
変換用のコネクタハーネスを作成しておきます。オーダメイドのコネクタハーネス製作は株式会社ミスミでも行えます。
③ 旧PLCが端子台タイプの場合
点数の少ない入出力ユニットでは端子台の場合があります。端子台の場合は、配線をし直す必要あります。
三菱電機製Aシリーズでは、前ページでご紹介した株式会社ミスミ製リプレースアダプタが有効です。
ネジ固定式の端子台をアダプタに取り付けることで、配線が変更できます。
④ 旧PLCと新PLCを交換
既存制御盤 旧PLCを取り外し、デバッグの完了した新PLCを既存の制御盤に
新PLC
取り付けます。
旧PLC 既存制御盤への新PLCの取り付けは、
4ページで紹介しているリプレース用
取付板が便利です。
⑤ 完成!
既存制御盤
今回ご紹介したのは、代表的な例です。
詳細には、現在の制御盤の内容をご確認いただき、
最適な方法をご検討ください。
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0120-66-3000
■お問い合せ
最寄りの担当営業所に直接つながります
www.keyence.co.jp
■情報サービス
カタログ、取扱説明書、マニュアル、CADデータなどをダウンロードできます
株式会社キーエンス AC事業部
制御盤を更新する場合に、一番大変なのは配線です。配線工数や、配線を外部に委託する費用を減らすことができれば
制御盤更新の手間も大きく抑えることができます。
・制御盤を新たに作成すると、コストが高くなる。
・コストが抑えたいので、自分で置き換えを行いたい。
そんな場合に、便利な機器をご紹介します。
「既存の配線を活かした置き換え方法を検討」
配線工数を削減してコストダウン
PLC置き換えに便利な周辺機器を活用
最近のPLCは、非常に小型化が進んでいるため、置き換えには、配線をやり直す必要がありましたが、最近では既存の配
線を活かすことができる便利な機器が販売されています。
ここでは、その一例として株式会社ミスミ製の置き換えユニットをご紹介します。
PLCリプレース用
アダプタ・ハーネス
三菱電機製PLC Aシリーズの端
子台をそのまま使用し、弊社最
新PLC「KV-5000/3000シリー
ズ」に接続するためのアダプタと
ハーネスです。
PLCリプレース用
取付板
既設のPLCの設置スペースを利用して「KV-5000/3000シリーズ」を設置す
るための取付板です。
上記アダプタの上に、この取付板を設置することができます。
※上記、ミスミ製品のカタログをご希望のお客様は、弊社営業担当までお問合せください。
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メリット① CPUユニット選定ミスのリスクが無い
KV-5000/3000シリーズは、汎用的な価格帯のCPUユニットでありながら、プログラム容量が260kステップ
(KV-5000)、160kステップ(KV-3000)の大容量です。
CPUユニットの選定ミスが無く、また置き換え後の追加などにも充分対応することができます。
メリット② 置き換え後のメンテナンス品を共用できる
従来、プログラム容量や機能により使い分けていた、様々なタイプのPLCを共通化することができます。
KV-5000/3000なら、小規模~中・大規模制御にまで対応できますので、置き換えたCPUユニットに合わ
せて、新たに複数のPLCの在庫を持つ必要がありません。
メリット③ 最適な置き換えでコストダウンを実現
KV-5000/3000シリーズは、位置決め機能、高速カウンタ、割り込み入力、Ethernetなど豊富な内蔵機能
を搭載しています。従来、別ユニットで行っていた機能をCPU内蔵の機能で行うことにより、使用するユ
ニット数を削減し、コストダウンを実現します。
プログラマブルコントローラ
KV-5000/3000シリーズ
■LD命令 10ns 業界最速レベルの高速性を実現
■大容量 260kステップ(KV-5000)
■Ethernet&FL-net機能標準装備(KV-5000)
■ラダープログラムと完全併用できるKVスクリプト
など、豊富な最新機能を搭載
カタログや詳細のご説明をご希望の方は、弊社営業担当までお問合せください。
ご相談ください!弊社技術営業担当が、貴社の制御盤更新をサポート
1.置き換え機種選定
現状の仕様を元に、最適なPLCシステムをご提案いたします。
周辺機器も含めたご提案を行うことが可能です。
2.プログラム置き換え方法ご相談
プログラムの置き換え手法についても、ご提案いたします。
現在のプログラムを置き換えるのに、最短の方法をご提案いたします。
3.制御盤製作メーカのご紹介
ご自身での置き換えが難しい場合、周辺の制御盤製作メーカをご紹介いたします。
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制御盤の更新でPLCを置き換える場合、どうせ置き換えるなら最新の機種を選定した方が
今後のメンテナンス部品の入手性は高くなります。
しかし、仮に10年前のPLCを現在の機種に置き換えようとした場合、そのスペックの違いは
とても大きいものです。
PLCを置き換える上でのチェックポイントを確認します。
「プログラム容量の確認」
現在使用中のCPUユニットのプログラム容量を確認
確認方法
カタログなど記載例
カタログやマニュアルを参照し、プログラム容量を確認します。
CPUユニットには、その他にもスペック(処理速度、最大I/O
点数、デバイス数など)がありますが、プログラム容量が同じ
か、それ以上であれば、その他のスペックは、ほぼ満たすこと
ができます。
実際に使用しているプログラム容量を確認して、最適なCPUユニットを選定
パソコンソフトでのプログラム容量確認画面例
実際に使用するプログラム量に対して、ほとんどの場合、大
きめのプログラム容量のCPUユニットを選定しています。これ
は実際にプログラムをするまで、実際のプログラム量が想定
しづらいためです。置き換えの場合、プログラム量はわかっ
ていますので、これを確認することでオーバースペックではな
い最適なCPUユニットを選定することができます。
他社PLCからのプログラム変換についてもご相談をうけたまわります!
プログラムの置き換え方法についてのご相談もうけたまわっております。他メーカからのプログラム置き換えについても、
是非、弊社営業担当までご相談ください。
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「使用しているユニットの種類を確認」
使用しているユニットの種類を確認
確認方法
実際のユニット構成を確認し、使用しているユニットを確認し ◇電源ユニット
ます。ユニットの種類により、置き換えに対して考慮が必要な ◇CPUユニット
項目が変わります。 ◇I/Oユニット
◇アナログ・位置決め
◇電源ユニット など特殊ユニット
置き換えるCPU、I/O、特殊ユニットを選定した時点で使用
する電源容量から選定します。
◇I/Oユニット
直流/交流、シンク/ソースなどの極性、必要なコモン数を
確認します。
◇アナログ・位置決めなど特殊ユニット
置き換えに関して、特に注意が必要です。
機能向上により、置き換える機種によってはプログラムや
設定方法が大きく変わっている可能性があります。
同じメーカで切り換える場合でも確認が必要です。
「同じメーカならプログラムはそのまま流用できる!?」
基本的なプログラムであれば流用できますが、置き換えに関してはプログラムの見直しやデバッグは必須です。
ここ数年でのPLCの進化は大きく、同じプログラムを実行しても処理速度は非常に高速化しています。
そのため、以前は応答しなかった微妙な信号の変化の影響を受けたり、逆に周辺機器がPLCの信号を受けきれなくなる
こともあります。
特に、特殊ユニットはパソコン進化にともない設定方法が楽になっていたり、ニーズに合わせて高機能化していますので、
細心の注意が必要です。
キーエンス KZ-300/350/A500⇒KV-3000置き換え資料
弊社KZ-300/350/A500を最新型式「KV-3000シリーズ」に置き換えるのに必要な手順やハード、
ソフトの置き換え方法について解説した資料をご用意しています。
ご希望のお客様は、弊社営業担当までお問合せください。
KZ-A500⇒KV-3000置き換え資料CPU編
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実 物制御盤
タッチパネルデ スプレイ VT3
ィ
2
実 物制御盤
タッチパネルデ スプレイ VT3
ィ
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省スペース! 活用術②
制御盤の余りスペースに縦向きに設置する
従来は・・・
通常、タッチパネルは横向きにのみ設置可能
⇒タッチパネル導入時、制御盤に余りスペースがない場合、
大きな制御盤を新たに購入する必要がありました。
VT3-W4シリーズでは
全機種縦画面に対応!
⇒ 制御盤の省スペースを実現!
VT3-W4シリーズはもちろん、VT3シリーズは全機種縦画面に対応しています。
装置の大きさや制御盤の幅にあわせて、縦向きに配置することで、
装置や制御盤の省スペースを実現できます。
縦画面例
余りスペースを活用
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